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たまひびとらの絵本の実

読書好きな姉妹と弟と父母の読んだ本

将棋の子 

「聖の青春」の作者のまたまた棋士の本。個人的には「聖の青春」の方が好きだけど、本当将棋の世界って究極に自分を追い詰めて極めるだけに迫力があるだけでなく、薄っぺらでない生死を極めるほどの人生哲学が浮き出ることが多く尊敬以外に言葉がない。ちょっとだいぶ前に読んでアップ忘れてました。
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小箱 

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大好きな小川洋子さんの本がまたまた昨年の年末に出てたようで、年始早々シンガポールの図書館で見つけて踊らんばかりに借りてきた「小箱」。しかし残念ながら、あれ?なんかちょっとヒットしないというか、うーんこの本はなんなんだろう?という感じでした。最近すごく体調を悪くして、その間に読んだから私の感性のアンテナがピンと建てられない状態だったからなのか、それともたまたまこの題材にヒットしないのかよくわからないけど久々のはずれでした。残念。もう一冊読みかけの小川さんの本があるのでそっちを期待しよう。。。

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グレートトラバース 他 

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前から読みたいと思ってた山登りガイドの王道?深田さんの「日本百名山」。でもいざ読んだら、古~い。なんだか読みにくいし昭和初期のおじいさんの本という感じで興味のある山だけ走り読み。うーん これは読みにくいということで、気分を変えて最近の人の百名山記はどうだろうと「グレートトラバース 日本百名山ひと筆書き」を読んでみたものの、こちらもいまいちでした。カヤックと歩きでひたすら百名山を登るという内容なのだが、あまりに百名山を自足で期間内(冬山になる前に)行くために、山を堪能する部分は全くなくとにかく目標遂行のみのための山登りなので、読んでいてもつまらなかった。山の良さは何も書かれておらず、山の本ではなくマラソンとかトレイルランの本と割り切ればおもしろいのかもしれません。

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義足と歩む ルワンダに生きる日本人義肢装具士 

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友人がルワンダに住んでいたこともあり何気なく図書館から借りてきた一冊「義足と歩む」 。長男が読むのにちょうどいいかなと思って借りたもののあまり当の本人は読む様子もないので、読んでみました。日本人女性がひょんなことから始めたとはいえ、ルワンダの激動の時代をここまで人生をかけて仕事する彼女(夫婦)の姿はすばらしい。世界にはほんとにいろんな国でいろんなことをして活躍している人がいるんだなとつくづく感じます。まだまだいろんなこと頑張らなくてはなと勇気づけられる本です。

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ハートドリブン 

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とにかく調子が悪くて、何読んでもいまいちなのが多くてキンドルのタダ本から、なんかあるかなーとパラパラ読み始めた本。「ハートドリブン」 若めの起業家のビジネス本らしいのだけど、あれ結構おもしろいかなっと。オーソドックスなビジネス本ではなく、確かに若干メンタル系の哲学メインの内容だけど、案外現代社会にはキーになることをそこそこ外していないと思う。相当熱く語っているところがキナ臭い感じだけど、学生が読むには以外におすすめなんではないかと。表紙からちょっとムムっと思っちゃうけど、タダ本として読んだせいか期待以上におもしろかったです。

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4 Unique Girls  

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4 Unique Girls

もともとファッション系の雑誌はあまり興味ないのだが、美容院に置かれている雑誌の最後の方にあるおすすめの本のリストとか、軽いエッセイとかはいまだに大好きでいつも読んでしまう。そういう雑誌に毎月のってるエッセイの集まりみたいな本です。前半はあれーこれはどうかな。。あんまりおもしろくないというか意味が分からないと思われるのも多かったけど後半は結構恒例の山田節が効いていていい感じでした。軽めのエッセイです。我が家のハイティーンの女子におすすめできるかなと思って読んでみました。こういう本を何かで自分から読むようにはなってほしいものですが、まー親からお勧めするほどって程でもないかな。

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居るのはつらいよ 

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居るのはつらいよ

デイケア/心理士に関する学術書だと思って読み始めたら、ちょっと変わった駆け出しの素人小説みたいな文体。時折すごく哲学的だったりドッキリするくらい切込みのいい説明があるものの、なかなか話の真髄に直にこないのでちょっと「ムムム」と思って前半読んでたのですが、最後まで読むとすごく深く考えさせられる一冊です。

ケアとセラピーという仕事を多くの側面から丁寧に説明されており、両方の必要性が非常によく書かれてます。両者なくてはならない仕事なのに社会的生産性の低いケアの仕事は社会的に尊重されず低収入であり続ける。お金を生み出さない仕事は尊重されないだけでなく、ケアする人が全く社会からケアされないので鬱になったり苦しくてあっという間に辞めていく。デイケアに関わる人のみならず、人の基盤となる心の安住を紡いでいく仕事(行為)って、効率化する今の社会でもっとも注目されなくてはいけない分野なのに、どうしても軽んじられるという現状など、シリアスな問題定義が深い本です。

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滋養食/新しい料理の教科書 

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滋養食」 「新しい料理の教科書

読み物としての料理や栄養学の本も結構好きで定期的に必ず借りてくるジャンル。両方ともなかなか面白かった。滋養食の本はどういった栄養素が減るとどういう病気になるか、どういう食事をとり続けるとうつ病やアルツハイマー、認知症などかかりやすくなるかなど結構、科学的に書いておりなかなか興味深い一冊です。おもに腸と脳の関係をメインに書いておりそのための食事法などかなりためになります。
2冊目の新しい教科書はかなり斬新ですが、へーそうなんだ、それは試してみたいなと思わせる本です。料理って結構伝統を守るものが多いけど、現代の食品の状態に合わせていろいろ新しく進化しているんだなと。

二つとも図書館から借りてきたけれど、家の本棚において時々パラパラ読み返したい一冊です。

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うつ病九段 

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うつ病九段」読んでみました。うつ病の人、ほんとに多いです。友人知人最近どんどん増えてきてるような。。私も40代前半出産の後半年近くうつ病とまで言わずとも、極度の疲労でかなり精神的に追い込まれ著者と同じようにとにかく体が動かずまったく本も読めないし音楽も聞けず、ありえないくらい些細なことが判断できずパニックになるという時期があったので実はあの時自分も、うつ病ポテンシャル組だったのではと時々思っちゃいます。でも深刻なうつ病の人がどんなに大変なのか、苦しいのかがよく伝わってきます。なかなか病気の人のほんとの気持ちや状態ってわかりにくいし聞きにくいのでこの本読むとすごく理解できます。もちろん彼のように1年?くらいで復帰できる人なんてまれで何年も病を抱えて生きている人が多い今の世の中苦しいな~としみじみ思っちゃいます。どうしてこんなに増えるのか、どうしたら減らせるのかいろいろ考えさせられる一冊でした。

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騎士団長殺し 1部2部 

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村上春樹といえば、私の高校~大学の時に流行っていたということもあり、あまりにメジャーすぎて実は隠れて読んでいた。いまだに何となく気恥ずかしく感じるのは私だけだろうか? 最近の彼の長編は時としてえーこれは駄作と思われるのも実はあったものの彼の長編小説はそれでも素通りできない。ということでだいぶ遅ればせながらですが、図書館で「騎士団長殺し」で借りてきました。

さて今回のこの作品、彼の訴えるものは心に響くし、常に大きな影響力がある。おそらく高校生のとき一番最初に読んだ「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」が一番好きで、いまだに彼の作品で一番好きだけど、この作品全然悪くないと私は思った。1000ページ以上の長編小説を一気に読ませる彼の作家としての力もすごいと思うし、彼のテーマであるイデアとメタファーもしっかり伝わる。なんで周りは彼に手厳しく評価するのはわからないが、今回の本は純粋に私はおもしろかった。もちろん、彼特有の全然いらない性的描写とか、いつもの音楽と料理好きの男性など文句言う人もいるだろうが、まーそういうディーテールについては言いたい人が言ってればいいのでは。これだけロングランで違う切り口で(まー同じようなテーマではあるが)多くの人をいろんな意味で影響する彼の作品を正直拍手したい。


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