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たまひびとらの絵本の実

読書好きな姉妹と弟と父母の読んだ本

Unfu*k Yourself 

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Unfu*k Yourself

前に書評を読んだことのあった本。とくに買うほどではなさそうだけど日本語版が図書館にたまたまあったので読んでみようかなと。でも相当いまいちでした。まず翻訳が異常にキナ臭い感じで、とりあえず英語もキンドルで少し読んだですがずっといいかも。でも内容は、よくある自己啓発本かな。まー「考えるよりも行動しろ」っていうのをえらく長いこと引き延ばして書いてます。まったく価値ないということでもないが、ちょっと私にはチーンという感じでした。うすい本なので読んじゃいましたが、若い高校生とかでなかなか行動起こせない人にはお勧めかもしれません。

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category: 母の本

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つみびと 

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めちゃくちゃ久しぶりの山田詠美さんの本「つみびと」。2010年大阪2児置き去り餓死事件をもとに書かれたもののようで、とくに考えずに図書館の新刊コーナー(というっても図書館にとっての新刊)にあったので借りてきたのですが、強烈な重さでした。親子の負の連鎖、父親の虐待、弱いものに対する社会の悲しいほどの無関心さ、もうどの部分をとっても辛い話です。苦しい生き地獄のような世界を生きる女性たち。しばらく何も考えられないです。世間から言えば子供を殺した極悪な母といわれた彼女の生きざま、そしてその娘を育て見捨てた母親は許されないのかもしれないが、本当の悪は彼女たちだけでなく、ものすごく広い範囲に根幹はあり、すごく強いテーマが浮き上がってきます。小説として、この事件を書いた山田詠美のこの本、そうとうがっつり来ます。あまりにインパクト強すぎて若干言葉足らずです。。

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太陽のかけら 

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ちょっと山関係の本が多すぎて、もういいかげんいいだろうと思っていたのだが、以前サンプルダウンロードしたものが残っていた「太陽のかけら」。キンドルから消す前にやっぱりちらっと読んでおこうと思ったら、一気に読み終えてしまいました。というわけでまたまた女性登山家/アルパインクライマーの本ですが、田部井さんとは違ってこちらは自分と同世代ということもあってずっと親近感をもって読めました。高校時代に一つの決められた道や方向に疑問を感じ、海外に飛び出し自らの方向性をつかんでゆくその生き方が、とても共感できるとともにその感性にぶれることなく生涯を山にかける姿がものすごくかっこいいです。

男性の山の本は、孤独で自分との戦いメインでそれはそれでいいのですが、女性の登山関係の本は山以外にみられる山を通してかかわる人間関係や文化、社会のかかわり方が大変読んでいて興味深いし、非常にポジティブなエネルギーが感じられる。まったくこの本を読むまでどういう方かも知らなかったが、こんな人が同世代にいたのかと思うと自分もうかうかしていられないなと感じる本です。山登りをしない人にも大変おすすめの一冊です。

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自閉症の僕の七転び八起き  

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自閉症の僕の七転び八起き

吃音の本を読んでいるときにすごく東田さんの本を思い出したので、その後どうしているのだろうと気になって検索したら知らないのがあったので、読んでみたのですが実は前回読んだものより古いものでした。てなわけでおそらく前回読んだ「自閉症の僕が跳びはねる理由 」の方がまとまっており完結していると思うのですが、何度読んでも彼の本は素晴らしいと思う。まさにコミュニケーションを障害にする人々(吃音、自閉症、うつ、発達障害)がどんどん増える今の世の中、その当事者がこういう本をかけるというのはものすごいことだと思う。もちろんそういうルポや医療関係者の素晴らしい本もあるが、コミュニケーションが問題の人の真の心境を、ここまでしっかりと文章にできたことにより、どれだけの自閉症の人やその家族が救われたかと思うとほんとすごい人だと思う。そして不思議なのですが、彼の抱えている問題は決して自閉症の人だけの問題でなく、少なからず自閉症のない人達の中にもある思いでもあるのだと気づかされる一冊です。

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猫楠 南方熊楠の生涯 

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今週、森でいい状態の粘菌に出くわし興奮冷めやらず。粘菌熱があがったところで、熊楠の伝記がまた読みたくなって水木しげるの「猫楠 南方熊楠の生涯」を読んでみることに。かなり変わった人であったのは以前に読んだ本にもあったのですが、この漫画相当忠実に熊楠の生涯を描いておりびっくりするとともに楽しかった。かなりの変わり者というか、今だったらバリバリの発達障害にカテゴリーされるのだろうが、とにかく徹底した執念とこだわりぶりに驚くだけでなく、ぶれることのない人生哲学といい、ますます大好きになってしまう人物。100年前の人とは思えない、先見の明を持ちまさに今の時代の我々が見つめるものと変わらない着眼点を明治時代から持っていたのだからびっくりだ。肝心の読みたかった粘菌の話はあまりなかったが、もう何冊か熊楠の本が読みたくなる一冊だ。しかし、水木しげるも昔からの大ファンなのでちょっとこの本みつけてうれしい限りだ。去年上野で熊楠展をやっていたのだけど時間がなく行かれずすごい後悔。またどっかでやってくれることを期待している。

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吃音 伝えられないもどかしさ 

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吃音」伝えられないもどかしさ 

友人のおすすめでなければ、おそらく手にすることがないテーマの本だったのですが、たいへん素晴らしい本でした。吃音ーどもりの障害が周りの人に正確に理解されないことにより、吃音をもつ人々の苦悩そして彼らがどのように社会と戦ってきているのか非常によくわかる本です。ちょっとした癖なのかと思われやすいがゆえに、本人たちがどれほど苦しんでいるかというのがすごく伝わってきます。吃音者の苦悩のみならず、吃音を通してみる彼らの生き方、社会の在り方などルポとしても大変考えさせられる本でした。吃音に限らず、障害のある人が今の時代にこそ果たせる役割を探すという部分にとても共感するとともに障害のない人にとっても大きな課題なのではと思いました。本書でも紹介されていたMegan WashingtonのTEDスピーチも見たのですが、この本の後にみるとしみじみと心に響きます。おすすめ。

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この地球を受け継ぐ者へ―人力地球縦断プロジェクト「P2P」の全記録 

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この地球を受け継ぐ者へ―人力地球縦断プロジェクト「P2P」の全記録

並行読みのもう一冊 450ページと分厚い本でちょっとだらだらし始めて正直言ってもうやめようかと。ついこの間石川さんの富士山登山の絵本をこどもに読んでいてこの人誰だっけな~と思い、たどり着いた登山家(冒険家?)の若いころの一冊。23歳の時に参加したプロジェクトの日記のせいかとにかく若すぎで内容がもう共感できないというか目新しくないというか、しかも冒険というよりはまさにアメリカ流の一プロジェクトであって、スポンサーのためのプレゼンテーションとか資金集めの活動などちょっといまいち読みたいタイプのものでなかった。グループ内の若者のもめごととか。。。しかも自力で自転車や徒歩カヤックで北極から南極までいくのだが、いかんせん常にマスコミやサイドカー(キャンピングカー)のようなものがついていて、けがすればそこに避難できるし、家にも途中帰れるみたいなあまり冒険とは言えない感じが中途半端でいかすないというか.... レビューはよかったので、もしかしたら最後の1/3でいい部分があるのかしら?と思いつつも、もうやめようかと思ってます。なんせ最近田部井さんとかほんとにガッツのあるものばっかり読みすぎかな。。。この方の最近の本をいつか読んだ方がいい気がしてます。20台前後の若者にはいい本だと思います。

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Unselfie 

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unselfie

だいぶ前から並行読みの本の一つで、ちょこちょこと進めどうやっても終わらない一冊。でも内容はかなり面白く、非常にためになります。シンガポールという国柄、インターにこどもを入れているとダイバーシティーが学校にあっていろいろ学ぶ点も多いが、逆にモラルなどが統一化しないのでハチャメチャなモラルだったりする。ましてや比較的皆、過干渉と思えるほどに大切に育てられ、親や学校でも個人を尊重して褒められることが多い。短所よりも長所を伸ばす雰囲気で育つと子供はどんどん「自分自分!自分が一番」となってくるのは日本を離れて一番目につくことだ。きっとアメリカは昔からこういう現象があるからか、こういう分野に長けていてどうやってモラルのない社会でモラルを鍛えさせるかという内容。そんなことせずとも日本で生まれて育った私には、国自体に確固としたモラルの中で育ったため気にもとめなかった分、なるほどこうやって彼らは教育するものなのかと感心すると同時に実践してみたいとは思うもののなかなか難しい。どうしても、そんなことしなくてもわかってくれるだろうと思ってしまう自分がいて、実践に二の足を踏んでしまう。自分と子供が違う環境で育てばそれなりに対応しなくてはいけないのだが、なかなか難しいのが現状である。

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それでもわたしは山に登る 

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前回よんだ唯川さんの本の主人公田部井さんが相当気になって「それでもわたしは山に登る」を読んでみました。

残念ながら田部井さんはこの本を出版した年に他界なさっているようなのですが、この本を読んでみると分かるが、人生のすべて一時たりとも無駄にせず、これほどまでに前向きに山を通して一歩一歩人生を全うした女性に驚愕せずにはいられない。先週読んだ曽野あや子さん同様こ、女性の風当たりの良くない時代に、ものすごくアクティブに普通の人の10倍以上の活動力と、情熱を全うしている姿は同じ女性としても力をもらえる一冊です。

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淳子のてっぺん 


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唯川さんの二冊目、田部井順子さんのエベレスト登頂そして登山にかけた人生がかかれた一冊。「淳子のてっぺん」。
登山関係の本って男性が多く、孤独で、自分そして自然との戦いを男の世界観的に書かれている感じがする。山に登るようになってからは楽しく読めるようになったものの、正直普通の人は読まないようなジャンルなのでは。その点でも女性が書いた(しかも、バリバリの登山家でなく、老年に登山を始めた)唯川さんの視点がすごくいいです。女性のみの登山の難しさ、そして女性であることにより抱える問題ー親、世間などなど登山に限らず多くの視点で構成するこの本はなかなかです。また一生を支え続けた旦那様にも本当に素晴らしさが感じられ、山登りそして彼女と旦那様の生き方が山だけでなく大変素晴らしかったのが感じられる本です。本格的な山屋が書いたものでない山本だけにすごくおもしろかった。山登りをしない女性にもすべての人にもおすすめの一冊。 田部井政伸さんの本も読みたくなってきちゃいました!あー読みたい本ばかり~


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