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たまひびとらの絵本の実

読書好きな姉妹と弟と父母の読んだ本

日銀発金融危機 


日銀発 金融危機日銀発 金融危機
(2013/09/06)
志賀 櫻

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前作ではタックスヘイブン問題の深堀りだったが、本書では、著者の経験談を含めつつ現代の世界金融システムの問題が検討され、その一部としての日銀への批判がなされる。著者は、現代の世界金融はトラディショナルな経済理論で対応できる状態を超えており、マネーの膨張に対応が必要だと説く。過去20年程度を見ても、経済危機の多くの実態は過剰マネーによる金融危機であり、各国中銀の過剰流動性供給という油によって危険度が増している。具体的には、いわゆるQE・マネープリンティングをやめて、デフレに耐えるべきだ、とのこと。当然にクロダノミクスも膨張マネーにammo (弾薬)を供給することになる。しかし膨張マネーの行く先は何なんだろうね。取引税などによるコントロールが難しければ、キャピタルコントロールなのか、もっと超ドラスティックな結末なのか。


category: 父の本

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The Outsiders  


The OutsidersThe Outsiders
(1997/11/01)
S. E. Hinton

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最後の戦いのところがおもしろい。

たまおすすめ度
★★★★★★


category: 中学生の本

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ゼロ 


ゼロゼロ
(2013/11/05)
堀江 貴文

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堀江氏は50冊も本を出してんだね。驚き。僕が読んだのは5冊ぐらいだと思う。堀江氏は地頭切れるし、リスクテイカーで、努力家で、しかも天国と地獄を経験済み。だけど文才はなさそう。本としてはなんで評判になるのかわからないけど、堀江節は健在だと思う。まあ本でなく、本業に期待。


category: 父の本

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The Witches of Worm 


The Witches of WormThe Witches of Worm
(2009/07/07)
Zilpha Keatley Snyder

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最後がシリーズものだからちゃんと終わらないんだよね。

ひびおすすめ度
★★★★★


category: 洋書

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原発ホワイトアウト 


原発ホワイトアウト原発ホワイトアウト
(2013/09/12)
若杉 冽

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最近話題の本。ふふふ。おもしろいなー。総括原価方式が支える電力会社のカネに、電事連などを介して政治家・政治システムが依存し、官僚・官僚システムも権力に寄り添い、結局政・官・財の強力トライアングルが原発再稼動の実現に突き進む。だって電力会社にカネがなければ、俺にもカネ・旨みが来ないよ、ということだ。マスコミはポチだから、政官財に忠実に報道・宣伝する。正義感の強い人たちは場違いだから排除される、だってそれがシステムによりかかるたくさんの人の生活を守る方法なんだから。恐ろしいのはカネの威力だ。カネで何でも買える訳じゃないとよく言われるが、裏を返せばカネで買えるものは多い。それは政治家であり、政治家を通じた法律であり、権力に沿う日本最高峰の頭脳であり、マスコミを通じた世論であり、と続く。


category: 父の本

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戦後補償から考える日本とアジア 


戦後補償から考える日本とアジア (日本史リブレット)戦後補償から考える日本とアジア (日本史リブレット)
(2002/01)
内海 愛子

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人権・左系の著者かと構えて読み始めたが、裁判結果などが中心でありなかなか勉強になった。戦後賠償といっても、国家対国家の賠償、国家対個人の賠償、民間対個人の賠償、などいろいろある。しかも個人の国籍が戦争・戦後で本人の意思でなく変わったりするのでさらに難しくなる。そもそも論として、日本の賠償総額は莫大に膨らむ可能性があったわけだが、戦後世界枠組みの中でアメリカが日本の早期経済的自立を求め、アジア各国への賠償額は大幅に削減された。だから、その後リッチになった日本に対して、アジア各国には不満が残る。最も注目されるのは韓国での判決等だが、日韓請求権協定(1965)で国家および個人のすべての請求権が解決しているとされている。しかし、この協定で解決したのはあくまで外交保護権であり、国内法的な意味での権利は消滅していない。日本国内に関しては、国内法的な意味での請求権の消滅を法律144号で行った。韓国での国内法の権利がどうなったかは書いていない。しかし、最近の三菱重工や新日鉄が敗訴していることを見ると、韓国国内では請求権はまだ残っているということなんだろうね。法律の素人なのであんまり立ち入れないけど、日本の新聞などを読んでるだけだと日本は悪くない、と思ってしまうが、そんなに簡単じゃないみたいだ。ウィキペディアにも相応に解説されている。


category: 父の本

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日本型モノづくりの敗北 零戦・半導体・テレビ  


日本型モノづくりの敗北 零戦・半導体・テレビ (文春新書 942)日本型モノづくりの敗北 零戦・半導体・テレビ (文春新書 942)
(2013/10/18)
湯之上 隆

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著者の前2作もメルマガも読んでるので、前読んだなと思うところはあったが、やっぱりおもしろいな。おすすめ。著者の本には、半導体のトップ技術者の誇りと怒りが感じられる。エルピーダ坂本社長の本とほぼ同タイミングで出たのも読者にとっては読み比べが楽しい。よくある「日本の技術力は世界一」なのになぜ負けるのか、という議論に著者は終止符を打つ。技術力をどう測るのかにはいろいろな軸があり、量産・マスの製品では安く作る技術力が必要なのに、電機大手・エルピーダは過剰品質・スペックに走り、サムソン等に敗北した。そして、日本サラリーマン型組織で自らを沈めていった。「作ったものを売ろうとする」日本メーカーが、「売れるものを作る」サムソンに負けた。一点難点をあげると、著者の技術者色強いところはキラッと光るが、経営学者色強いところはイマイチだと思う。あと、メルマガに経緯が書いてあったが、半導体本に零戦を含めたのは良くない。


category: 父の本

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不本意な敗戦 


不本意な敗戦 エルピーダの戦い不本意な敗戦 エルピーダの戦い
(2013/10/08)
坂本 幸雄

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エルピーダは最終的には会社更生に入ったが、傾いていたDRAMジョイントベンチャーを世界3強まで持っていった坂本社長はさすがだ。もちろん銀行団から見れば突然の会社更生決断、レックスチップへの巨額投資、などはいろいろ議論あるところなんだろうけど。日本企業(電機)に対する厳しいコメントがいろいろあり納得感高い。経営企画部はいらない(正に社内官僚が跋扈するところ)、M&Aのたすき掛け人事のバカバカしさ、子会社化することは選択と集中ではない、硬直的な人事システムの中で経営者の育成ができていないこと、などなど。中でも「市場の時間軸が短くなったのに組織・経営の時間軸が変わっていないこと」はど真ん中だと思う。しかし、他社の問題を指摘したって、自社も結局サムソンに負けたわけで、経営者としての結果責任は果たせなかったと思う。


category: 父の本

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Out of Sight, Out of Time 


Out of Sight, Out of Time (Gallagher Girls)Out of Sight, Out of Time (Gallagher Girls)
(2013/01/08)
Ally Carter

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1巻より大規模になっていておもしろい。といっても、1巻とこの最新刊しか読んでないけど。

たまおすすめ度
★★★★★★★

category: 中学生の本

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僕の父は母を殺した 


僕の父は母を殺した僕の父は母を殺した
(2013/09/04)
大山寛人

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この父の犯した罪は死刑に値すると思う(最後に出ている最高裁判決が明白)。しかし、人は生まれ育つ環境を選べない。環境のその個人に与える影響は甚大だ。この父もかわいそうな環境で育っている。そして著者も、人殺しの被害者家族でもあるのに、殺人者の息子として社会から疎外されて育っている。疎外されるべきでないと言うのは簡単だが、自分の娘が殺人者の息子と付き合っていればそれは考えてしまう。難しい。


category: 父の本

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