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たまひびとらの絵本の実

読書好きな姉妹と弟と父母の読んだ本

元原発技術者が伝えたいほんとうの怖さ 


元原発技術者が伝えたいほんとうの怖さ元原発技術者が伝えたいほんとうの怖さ
(2014/06/19)
小倉 志郎

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福島第一を含む原発の現場および本社で、原発の設計・建設・検査・運転などに35年関わった技術者が原発リスクに警鐘を鳴らす。自分が生涯やったことを否定するのは勇気いると思う。原子力発電のコンセプトは簡単だけど、それを「実際に」「安全に」「運用する」ことの難しさ。とにかく原発は恐ろしく複雑な施設であり、すべてを理解している人など誰もいないし、放射能のある現場での仕事は過酷(できることが限定される)。日本政府からすれば、原発保有の真の理由の1つは核兵器開発能力の保持だけど、武力攻撃に対して脆弱な原発を保有すればそもそも戦争なんかできやしない。原発リスクについてはこれだけいろんな書物・証言・実体験などなどあるけど、日経とか既存大手マスコミは再稼動を煽ってるし、本当に嫌になっちゃうよ。

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category: 父の本

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Dead Companies Walking  


Dead Companies Walking: How A Hedge Fund Manager Finds Opportunity in Unexpected PlacesDead Companies Walking: How A Hedge Fund Manager Finds Opportunity in Unexpected Places
(2015/01/06)
Scott Fearon、Jesse Powell 他

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これはすごくおもしろい。金融関係者におすすめ。最近読んだ金融本でも特におもしろかった。著者は、頭のいい人でも、がんばっている人でも、誠実な人でも、どんな会社でも、誤りや失敗は付き物だという。著者自身もレストラン開業して失敗して、他にもいろいろ失敗していることを認めている。そして著者は失敗する会社、誤る経営陣、死に向かう会社を判別し、空売りの得意なファンドマネージャーとなる。そして、投資にも失敗は付き物で、失敗を認めて出直せることが大切、体育会系のネバーギブアップはダメ、と説く。失敗があることは健全であり、失敗があることをしっかり認識できることは重要というメッセージ。

category: 父の本

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原発と大津波 警告を葬った人々 


原発と大津波 警告を葬った人々 (岩波新書)原発と大津波 警告を葬った人々 (岩波新書)
(2015/02/19)
添田 孝史

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地震や津波の研究が進み、スマトラ島沖地震や新潟県中越沖地震などを経験し、福島原発に大きなリスクがあることは判明してきていたが、東京電力・電事連などはリスクを認めず、最終的にメルトダウン事故を引き起こした。東電・電事連というと組織のようだが、そこには日本人がいて、それら個人が「正しい組織人」としてリスクを隠蔽、対策を先送りしてきた。国策捜査が必要ならこういう事件こそなんじゃないかなと思うのは検察・裁判所の役割を理解していないコメントになるんだろうね(検察・裁判所は正しいことのためにあるのではなく、日本の既存システムを守るためにある)。一般に確率が高くないリスクに備えるのは難しいけど、国家壊滅につながりうる原発や戦争に対しては別次元の備えが必要だよ(たとえば原発ほぼやめる)。


category: 父の本

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悪医 


悪医悪医
(2013/11/07)
久坂部 羊

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小説はめったによまないけどひょんなことから興味をもって読んだ。真摯な内容で、現実への示唆も大きいと思う。末期ガン患者とガン専門医の心の葛藤が描かれる。末期ガンにおいて、治ると思い治療を欲する患者と副作用を考えれば治療をしないことが延命になることを知っている医者。そして人生における希望の重要さ。

category: 父の本

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チェンジング・ブルー 


チェンジング・ブルー――気候変動の謎に迫る (岩波現代文庫)チェンジング・ブルー――気候変動の謎に迫る (岩波現代文庫)
(2015/01/16)
大河内 直彦

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なんとなくサイモン・シンの本を思い出したけど、サイモン・シンよりも難しい。高校理系ぐらいの知識が必要だと思う。こうやって読むと気候は超強烈に複雑な微分方程式のイメージ。変数は、太陽、地球(極、傾き、自転、など)、月、マントル・火山、海流、二酸化炭素、など多数で、恐るべきことに科学者はその超複雑な変数・仕組みの一部を暴き出している。しかし、いくら人間の科学が進んでも自然はさらに超複雑であり人知を超えている。気候はたかだか数十年で変化しうるし、現在の安定した気候(安定解)から他の安定解や不安定解に移る可能性も十分あるとのこと。人間の文明はここ数千年が中心であり、それは気候が穏やかで安定していた時期と重なっているという事実。Harshな気候になれば、人間の文明は失われることだってありうる。この安定解を崩さないようにすることが重要だというのが著者のメッセージ。

category: 父の本

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Confessions of a Murder Suspect 


Confessions of a Murder Suspect: (Confessions 1)Confessions of a Murder Suspect: (Confessions 1)
(2012/09/27)
James Patterson

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ひびおすすめ度
★★★★★★★


category: ひびの本

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孫正義の参謀 


孫正義の参謀: ソフトバンク社長室長3000日孫正義の参謀: ソフトバンク社長室長3000日
(2015/01/09)
嶋 聡

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孫正義の有言実行、リスクテイクはものすごいこと間違いない。だからこの本を通して孫正義が何をやったのかがわかるのはおもしろい。しかし、この著者にはガッカリ。やったということの多くが「そこでオレが偉い人に口利きした・つなげた」で、あーやっぱり政治家なんだねという感じ。孫さんのビジネスが巨大かつ規制業種だから、こういうファンクションもビジネス的には必要なんだろうけど。

category: 父の本

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環論 これはおもしろい 


環論,これはおもしろい ―素因数分解と循環小数への応用― (数学のかんどころ)環論,これはおもしろい ―素因数分解と循環小数への応用― (数学のかんどころ)
(2013/01/25)
飯高 茂

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数学科大学生向けの本だけど、僕は大学生でないのでわからないところあっても気にしないで読む。整数と自然数素数、ガウス整数と複素素数、そしてUFDの概念に。Z[√−2] がUFDであることがわかれば、X^2 = Y^3 - 2 を満たす自然数解がなぜ(5, 3)だけなのかわかる。後半の循環小数はすっ飛ばして、UFDに注力。なぜ Z[√−2] はUFDといえるのかのスケッチはこれでよいのかな。
① Z[√−2] はユークリッド整域である。(1, √−2)の複素平面を描くと、どの点も、もっとも近くの格子点までの距離が√3/2 (つまり<1)以下なので、余りが商より小さい割り算が成立する。
② Z[√−2] はユークリッド整域なので単項イデアル整域である。ざっくりいえば、1 = ax + by とできる。1 の倍数によって、すべてのイデアルを表すことができる(つまり単項イデアル整域)。単項イデアル整域では、既約元は素元である。
③ Z[√−2] に属する a, b, c があり、a, bが互いに素のとき、a が bc の因数なら a は c の因数である。
④ すると、任意の Z[√−2] の数αが、既約ならば素元分解済。素元でないならば約数に分解していくことができ、分解するとノルムはどんどん小さくなり、最終的には素元の積で表すことができる(素元分解)。②で見たように、既約元は素元。
⑤ 上のαが2通りの素元の積で表せたとしても、③により、2通りの積のそれぞれの素元は単元(ここでは±1 および ±√-2)倍を含みつつも、因数で消しあうことができ、結局同等の素元分解であることがわかる。つまり、UFD.


category: 父の本

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Unravel Me (Shatter Me) 


Unravel Me (Shatter Me)Unravel Me (Shatter Me)
(2013/12/31)
Tahereh Mafi

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まだ続いてんだよねー。

ひびおすすめ度
★★★★★★★

category: ひびの本

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恋するソマリア 


恋するソマリア恋するソマリア
(2015/01/26)
高野 秀行

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我が家の長女がケニアに行ってるのとは関係なくお隣のソマリアものを読む。ソマリランドの続編なんだけど、前著と違って内面的で静かだなーと思って読んでいたら、後半は怒涛の展開。アクション部分もすごいけど、本書の主役は表紙にもなっているソマリア人女性なんだね。著者の高野氏はこんなに入れ込んでいて奥さんは怒らないんだろうか。


category: 父の本

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