FC2ブログ
12«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»02

たまひびとらの絵本の実

読書好きな姉妹と弟と父母の読んだ本

テロルの決算 

terror.jpg
テロルの決算
テロルの決算

17歳右翼少年による日本社会党書記長の暗殺事件(1960年)。右翼少年がどう殺しに至ったのか、殺された社会党書記長はどう殺されるに至ったのか、をノンフィクションで描く。暗殺の瞬間に向け緊迫した内容が続く。たしかにノンフィクションの傑作と呼ばれるのもわかる。ただ個人的には、少年に殺す必然性があった、社会党書記長に殺される必然性があった、のではなく、もっともっと偶然の要素が多かったんじゃないかなと思う。

スポンサーサイト

category: 父の本

cm 0   tb 0   page top

ルポ 児童相談所 

児童相談所
ルポ 児童相談所
ルポ 児童相談所

虐待を受けた子どもらを一時的に保護される施設である一時保護所(児童相談所の施設)についての本。こどもを育てる責任・義務は親にある。しかし、誤解を恐れずに言ってしまえば、こどもを産むべきでなかった親にあたってしまったこどもはどうするのか、ということ。誰がこどもを産むべきでないかというのは難しい判断になりうるが、明らかにアウトのケースがある。さてそんなこどもたちの面倒は国(つまり残り全員)が見るんだけど、こどもに投入される国の資源は限定的であり、現場の人は限界的な状況で奮闘する。誰が悪いのかという意味であれば親が一番悪い。一番の被害者はこども。でも国(その他の人)だってなんでもできるわけじゃない。

category: 父の本

cm 0   tb 0   page top

わがセブン秘録 

seven.jpg
わがセブン秘録
わがセブン秘録

現代のコンビニ産業を形作ったセブンイレブン鈴木敏文氏の回顧録。正に偉業を成し遂げた人。鈴木氏の本は前にも何冊か読んだ。特にマーチャンダイジング・店舗関係は驚愕だった。結果としてセブンは棚で勝ち、一店舗毎で勝ち、地域で勝ち、会社レベルで勝っている。しかし、回顧録ははっきりいってつまらない。なんでだろう。オビにあるように、鈴木氏は「未来に向かって敷かれたレールはないので、道は自分でつくった」。しかし、自分の息子はセブンに入れて重役に引き上げた(さらに世襲させようとしたという報道もある)。つまり、息子の道は息子が作らない。これじゃあサードポイントに付け入られるし、尊敬は得られない。

category: 父の本

cm 0   tb 0   page top

「南京事件」を調査せよ 

nanjin.jpg
「南京事件」を調査せよ
「南京事件」を調査せよ

著者の調査通り、南京虐殺があったのは確実と思う。被害者数は相当だろうがはっきりしない(数万は超えているだろう)。著者が言うように、もしアメリカが東京大空襲や原爆投下なんて存在しなかったと言ったら日本人だって激怒する。よって中国人の激怒も理解できる。日本には明らかに南京虐殺を否定したがる勢力がある。なぜそこまで否定しようとするのか。現地で関与した人たちはその事実を墓場まで持っていくことにしたのだろうし、南京虐殺を認めると困る有力者たちがいたのだろう。日本人一般にとっても、自分たちの父親や祖父がこんな蛮行に手を染めていたというのは嘘であってほしいのかもしれない。でもそれでは被害者にも歴史にも顔向けできない。

category: 父の本

cm 0   tb 0   page top

ITビジネスの原理 

転職
ITビジネスの原理
ITビジネスの原理

超一流会社で転職10回というのは相当にマーケタブルな人なんだろうけど本人の幸せにつながるのかはちょっと疑問だね。本書は3年前に書かれた本であり、残念ながら今読むと古臭い。もちろん著者の責任じゃなくてインターネット本を3年後に読んでいる僕の問題。

category: 父の本

cm 0   tb 0   page top

龍の子太郎 

たつのこ

我が家の日本の家から今回持って帰ってきた「龍の子太郎」。確か上の子二人は読み聞かせたのでなく、自力で二人とも読んだようだったので、私は数十年ぶり。確か小学生の時読んだ気がするのですが、相当前だしすっかり忘れてました。表紙はかなり古めかしくカビっぽい雰囲気だったのに長男はこの本がいいと大喜び。読みだしたらこの本おもしろいと毎日3-4章読んで進んだので結構ペースよく読んでいきました。男の子の大好きなヒーローもの、龍やら喧嘩だの確かにこの本引き込まれる要素は相当男子にはあるようで、すごく気に入ってました。大人の私が読んでも大変いい本だな~読んでよかったというのが私を含め皆の感想でした。松谷みよこあっぱれ!

category: 読み聞かせ

cm 0   tb 0   page top

100年の難問はなぜ解けたのか 

perelman.jpg
100年の難問はなぜ解けたのか
100年の難問はなぜ解けたのか

ポワンカレ予想はペレルマンによって証明されたが、その証明に至るまでには多くの数学者の挑戦と貢献があった。本書はそんな数学者たちのドラマを描く。証明に至るまでに関わった数学者はみんな天才なんだけど、その中でもペレルマンは抜きんでた天才だった。たとえば証明が極端に短い。ペレルマンは変人とされるけど、実はまったく逆で、ペレルマンこそ純粋に数学を追い求めた人だった。本書の最後で著者チームがペレルマンに会おうとするけど結局会えない。テレビ番組のためにペレルマンを撮ろうとする著者にはちょっと疑問。ペレルマンを理解したのならペレルマンがジャーナリストに会いたくないのは明白だと思う。

category: 父の本

cm 0   tb 0   page top

全裸監督 村西とおる伝 

全裸監督
全裸監督 村西とおる伝
全裸監督 村西とおる伝

業界、村西氏の活躍内容を考えれば、家族のブログで内容に触れることはできない(家で読んでいるときも冷たい視線あり)。しかし。。。本書は強烈におもしろい、最高のノンフィクション。主人公である村西氏もファンタスティック。業界の発展を担った男。そんなことができる超パワーの持ち主。成功と転落、その後の苦闘。このオヤジはこのオヤジの人生を生きた。

category: 父の本

cm 0   tb 0   page top

アフリカ紛争国スーダンの復興にかける 

スーダン
アフリカ紛争国スーダンの復興にかける
アフリカ紛争国スーダンの復興にかける

先進国はどこに行ってもそんなに変わんないけど、発展途上国間にはとんでもない開きがある。ダルフール紛争、南北紛争、東部紛争といった3つの内戦を抱えていたスーダン/南スーダンはその最底辺に位置する。そんな国での開発援助プロジェクトにおけるありとあらゆる論点が語られる。まずはプロジェクトをやろうにもやるためのインフラが存在しない。電気、水道はおろか、交通手段、物資へのアクセス、ホテル、人、組織、安全(JICAプロジェクトにも邪魔したい人から殺人の脅迫があった)。また現地の政治問題から無縁ではいられない。いったい何のプロジェクトをどこでやるのか、どの言語でやるのか、誰がbeneficiaryとなるのか、などなど。そして発展途上国支援そのものにまつわる論点。本書ではJICAが日本単独でプロジェクトを実施しようとするのに対し、欧州が援助国共同プロジェクトを望むという形で現れるけど、いったい何のために援助をやるのかという問題だと思う。結局、援助にカネ・人のリソースが割り当てられるのには、政治的な理由なしにはありえない。善意でプロジェクトは成り立っていない。そんな混沌の中でも前向きにがんばる人たちは立派(ただし本書にたくさん登場するODAコンサルタントはあくまでビジネスでやっているとの理解)。

category: 父の本

cm 0   tb 0   page top

走ることについて語るときに僕の語ること 

走る
この本を読むのは実は三度目。でも前2回は実はとくにランニングに興味があるというほどの事もなく単に読み物として読んでいたのだけど、この数か月走り始めてからあーそういえばこの本もう一回読んでみようと。正直走り始めてから読むと、いかにこの作者のランニングに対する気合やすごさが分かってなんとなく肝心のランニング以外の部分がすっと入らなくなってしまう感じがあった。つまり走る前の方が、この本はおもしろかったと思えるのはなぜだろう。まーいずれにせよ非常に共感できる本だし、いつ読んでもいい本です。

category: 母の本

cm 0   tb 0   page top

訪問者数

カテゴリ

最新記事

最新コメント

最新トラックバック