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たまひびとらの絵本の実

読書好きな姉妹と弟と父母の読んだ本

損する結婚 儲かる離婚 

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損する結婚 儲かる離婚


僕も途中まで誤解してたんだけど、著者は愛の金銭的価値を測ってるんじゃない、著者は結婚という法的行為の金銭的価値を測っている。愛し合っていても結婚という法的形態をとらないカップルだっている。しかし結婚という法的形態をとってしまうと、いろんな権利・義務が発生する。本の過半はその結婚・離婚という法的行為の金銭的インパクトの検討なんだけど、おもしろかったのは最後の方に書かれている結婚制度そのものに関するところ。一夫一妻制は人類の長い歴史でずっと継続してきたシステムじゃない。著者の言う通り一夫一妻制以外のシステムもありえないわけじゃない。

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category: 父の本

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野村證券第2事業法人部 

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野村證券第2事業法人部
野村證券第2事業法人部

げー、これはすごい。ここまで書いちゃっていいのか? すごい著者のすごい本だ。めちゃくちゃ優秀な元野村の著者が日本企業金融の裏の歴史(または真の歴史)を自らのキャリアとともに回顧。野村はリテール営業だけでなく、法人営業もエグイ。そして、今であれば(もしくは当時でも)犯罪となるような行為の数々。その後不祥事・詐欺・裁判などに巻き込まれる登場人物が多いのは偶然じゃない。そういう人たちなのだ。証券業を希望する若者はこれを読んで、本当に証券業をやりたいのか考えた方がいい。さらに本書で野村がリーマンを買ってもダメだったことがよくわかる。野村の強さは日本国内での圧倒的なカバレッジ力にあるわけで、グローバルではまったく役に立たない。本書後半は著者自身が巻き込まれたオリンパス粉飾事件。そもそも裁判は事実・正義を認定する場所ではないし、事実がどうであったのか僕にはわからないけど、前半部分からわかる著者の能力を考えれば、著者がなんでそんな怪しい取引の数々にからんでしまったのか、と思ってしまう。取引に生きる人間でこれだけのプロであれば、それぞれの取引の背景や各パーティーの動機など考えるもんじゃないかね。

category: 父の本

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運が99%戦略は1% インド人の超発想法 

インド99

前から旦那におすすめだよと言われていたものの、読んでいなかった「運が99%戦略は1% インド人の超発想法」 超おもしろかった。そうそうとうなずきたくなることいっぱいと、なるほど奥が深いなと感心することとかなりインド魂の入った著者にあっぱれ感を感じる。インドで「ありがとう」、「すみません」が分からなくて先生に聞くとそんな言葉を使おうとすること自体、インドを理解していないと言われてしまう場面には、かなり驚くと同時にいいね~インド!とほくそ笑んでしまいました。

category: 母の本

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怪魚ウモッカ格闘記 

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怪魚ウモッカ格闘記


なんか読んでて疑念湧いてきたんだよね。実はサブタイトルの方が正しいタイトルなんじゃないか。インドで怪魚を探すんじゃなくて、インドに至るまでの話なんじゃないか。。。でもネタバレはやめておこう。

category: 父の本

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ルポ トランプ王国 

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ルポ トランプ王国


これは良質のルポだ。大都市NYなどでの人気は低いけど、それでもトランプは勝った。トランプには勝つだけの支持基盤があった。それは大都市以外であり、または、裏びれた町であり、そういった場所でひたすらアメリカ人の話を聞く、という内容。大統領選前にエスタブリッシュメント側の意見や記事を見ても、トランプが勝つことはわからなかった。ミドルクラスの凋落がエスタブリッシュメントや職業政治家の否定につながっているわけで、エスタブリッシュメントの方を向いていても現状は見えてこない。ところでトランプには支持もあったけど、マネーボール(フェイスブック + データサイエンス + 心理学)もあった。

category: 父の本

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Ruling Elite of Singapore 

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Ruling Elite of Singapore
Ruling Elite of Singapore

シンガポールのエリート支配階層とはどういう人たちなのか。それは代表格であるリー・クアンユーやリー・シェンロンに体現されている。中華系で、能力高く、シンガポールのエリート高校(Raffles, Hwa Chongなど)を出て、欧米教育を受け、シンガポールのコアグループに受け入れられる人(もしくはそのグループにそもそも属する人)。まあシンガポールというのはエリート養成システムだよな。そこに入れる一部の人たちには多大な機会がある。中華系以外のエリートもいるけど少ない。選抜されたエリートは政府や有力企業要職に就く。シンガポールは国と言うより会社と考えた方が理解しやすいと思う。超優秀な創業者による会社。そんな会社でどういう人が昇進するのかということ。

category: 父の本

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教育費破産 

教育費破産
教育費破産
教育費破産

日本の大学事情の話。教育費の部分は多いけど教育費破産の本ではない。出版社の騙し技なんだろうね。少子化なのに大学数は増えており、実質的に無選抜で入れる大学も多い。大学に行きたければカネさえ払えばどこかの大学には入れる。そんなだから大卒者であることの価値は年々落ちている。大学に人生の4年と多額の教育費をかけることを考えれば一定以上の大学でなければ大学以外の道を考えるべきだろう。本書は大学事情の話だけど日本の内向き・後ろ向き傾向がよく表れている。失敗を恐れる高校生が多い、とにかく地元に残ることを望む親、など。

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若者よ、アジアのウミガメとなれ 

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若者よ、アジアのウミガメとなれ
若者よ、アジアのウミガメとなれ

学生起業家になるような人たちは、まわりにもそういう人がごろごろいて、やはりオプショナリティが相当に高いんだなー。立派だ。でもシンガポール・アジアはフェアな目線で見るべきだと思う。たとえばシンガポールはカネがなければ結構つらい。アジアの成長を取り込むというのもアジア各国人はおろか外国人もみんな狙ってる中でのバトルロイヤル。その中で勝ち残れる日本人は相当に少ないだろう。著者は日本人ベンチャーに賭けたいとあるけど、アジアでのベンチャー成功者が日本人である確率ははっきりいって低いと思う。

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地獄のドバイ 

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地獄のドバイ
地獄のドバイ

体験したものだからこそかけるおもしろさがある。ドバイというよりアブダビの話だけど、底に流れるUAEの考え方は明確だと思う。外国人は自国繁栄に利用するためだけに存在し、外国人の中でも取替可能な人たちはどう扱ってもよい。前に友人から聞いたのは、UAEでは気温50度以上で労働者を働かせてはいけないので、温度計は50度までしかない、というもの。著者の経験はこの流れと同じだ。急激に発展している国には相応の負の側面もあるわけで、全体像を見る必要がある。

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政府の隠れ資産 

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政府の隠れ資産
政府の隠れ資産

国家債務が問題になってるんだから、国家資産をどうマネージするかも重要。国家の持っている資産というのはリスト化されていない、きちんと管理されていない、持ち主たる国民に対する透明性がない、政治家・役人・既得権益者などに利用されている、などなどの問題がある。国家の資産をしっかりマネージすれば国家には相当なポジティブインパクトがある。国家資産には膨大な数の不動産、インフラ、金融資産、政府企業などがある。国家資産がうまくマネージされている例としてシンガポールのテマセク・そして傘下企業が説明される。いい指摘なんだけど内容はあくまで一般論と少数の具体例にとどまっている(グローバル視点だと踏み込みが浅くなってしまう)。高橋洋一による日本の国家資産についての本があったけど、誰かもっと踏み込んでほしい(たとえば日本で)。政府企業とか3セクに限定せず国家資産の全体像から、ではどうしていったらいいのか、など。官僚(OB)とか政治家とか既得権益者は超嫌がるんだろうね。

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