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たまひびとらの絵本の実

読書好きな姉妹と弟と父母の読んだ本

スタートアップ・バブル 愚かな投資家と幼稚な起業家 

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スタートアップ・バブル 愚かな投資家と幼稚な起業家
スタートアップ・バブル 愚かな投資家と幼稚な起業家

げー。これはめちゃくちゃおもしろい超おすすめ本だ。笑えるだけでなく、内容そのものも非常に興味深い。これを読めば、なぜウーバー首脳が相次いて辞めているのか、なぜ冨山和彦氏が言うようにネット世界のカジュアルではシリアスビジネスへの参入が難しいのか、などがわかる。ネットスタートアップはベンチャーキャピタリストと創業者たちのゲームであり、たいした技術力を持たなくてもアイディアと若さのパワーで暴走する。めちゃくちゃだけど、駆逐されるオールドエコノミー企業も多々ある(著者の転職だってそれが背景)。なぜ著者がこんなおもしろいこと書いちゃっても会社に訴えられなかったのかは最後のオチを読むとわかるようになっている。

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category: 父の本

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日本中枢の狂謀 

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日本中枢の狂謀
日本中枢の狂謀

脱藩官僚本3連続となってしまった。人質1人のために国家の外交を変えるべきじゃないと思うし、僕はテレビ見ないので番組辞めた経緯について話されてもふーんという感じだし(安倍政権の報道弾圧は安倍政権だなと思う)、本はカバーしている内容が広過ぎると思った。それでもおもしろかったのは原発と経済産業省のところ。経済産業省は東電に原発事故責任を押し付けて自らを守っただけでなく、その後の原発復活・利権独り占めというウルトラCまでやってみせた。どっちが正義かじゃなくて、どっちが強いかなんだねー。経済産業省と国内の土俵で戦えばまず負けると思う。

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「年金問題」は嘘ばかり ダマされて損をしないための必須知識 

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「年金問題」は嘘ばかり ダマされて損をしないための必須知識
「年金問題」は嘘ばかり ダマされて損をしないための必須知識(高橋洋一)

年金問題に関する著者の理解 + そもそもの能力がすごいので、否定するのは勇気いるんだけど、年金は安全という著者の説にはまったく納得できなかった。著者は年金は資産と負債が一致するから大丈夫なんだというが、一致すると言うための大前提2つに納得できない。まず想定利回り = 名目経済成長率4%。「おかしな数字ではない」という言い方をみるとやはり官僚なんだね。ベースケースの数字じゃないのは明白だと思う。そして年金への国庫負担の継続性への疑問。というわけで僕は年金に極めて懐疑的。さらに言えば、こっちは著者も言ってるけど、国民皆保険は抜本的変更が避けられない。健康保険でカバーできるのはベーシックな医療を中心とするものとなり、延命措置などは含まれないようにするしかないだろう。

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生涯投資家 

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生涯投資家
生涯投資家

自らを賭けて自らの信ずることをやった男。しかも言っていること、やっていることに理がある。おかしいのは日本の旧来型上場会社およびその役員たち。本書でも新興IT企業と既得権益とぶつかる話が何度かでてくるけど、著者本人も同様。日本システムを揺さぶるやつは容赦なく排除するのが日本。元官僚の投資家かと思ってたら、そもそも投資家で中途官僚なんだね。今後も日本に限らず活躍してほしい。

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データ分析の力 因果関係に迫る思考法 

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データ分析の力 因果関係に迫る思考法
データ分析の力 因果関係に迫る思考法

データサイエンスは非常に興味深い分野だ。いわゆる経済学は何の足しになるのかわかんないと思うこともあるけど、経済学とコンピュータサイエンスと統計学の出会ったところはおもしろい。著者が言うように、これからの社会は政策判断でもビジネス判断でも、もしかしたら日々の個人判断でも、経験や勘以前にデータを理解できるのかを問われることが増える。データを理解した上で、さあどうしようというのはあくまで人間の判断だけど、データを見ないでの判断ではおそらく駆逐されることとなる。

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ペンタゴンの頭脳 世界を動かす軍事科学機関DARPA 

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ペンタゴンの頭脳 世界を動かす軍事科学機関 DARPA
ペンタゴンの頭脳 世界を動かす軍事科学機関 DARPA

第2次世界大戦終了後もマンハッタン計画の延長で、最高のサイエンティストを集めて世界最先端の軍事技術を持ち続けることをアメリカは画策(そしてその後70年間成功している)。レーザー、電磁パルス武器、ドローン、ステルス機、など正に次世代を作るサイエンティストたち。新しく、かつ、公開されているものでは機械と合体した虫・動物や、マッハ20のドローン、脳をパワーアップしたサイボーグ人間、なんてのもある。インターネット(元々は堅牢なコンピュータコミュニケーション手段)、GPS(元々はミサイル誘導目的)など、民間に開放され、世界を変えた技術もある。でも本は長い。読むのがつらい。キューバ危機の真っ只中も、米ソ双方ともに核実験を続けてたというのは驚き。

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「空気」の研究 

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「空気」の研究
「空気」の研究

名著とされるようだけど、僕の読解力では正直理解不能だった。表現もわかりにくいし、全体的にも主張に統合されていく感がない。というわけで本書はおすすめできない。ところで空気というのは日本特有のものでなくクローズド・ソサエティには多かれ少なかれあるんじゃないかな。日本がおもしろいのは、人口1億人超かつ一応鎖国していないのに空気による支配がまだ大きく存在することだと思う。

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バッタを倒しにアフリカへ 

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バッタを倒しにアフリカへ
バッタを倒しにアフリカへ

こういうのは青春記っていうのかな。ポスドク著者のモーリタニアとフランスと日本でのバッタおよび自分自身との奮闘。若者ならではのエネルギーと爽快感がたっぷり。学者なんだけどブログだけでなくニコニコイベントやクラウドファンディングの活用とか、現代だよね。

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裁判所の正体: 法服を着た役人たち 

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裁判所の正体: 法服を着た役人たち
裁判所の正体: 法服を着た役人たち

サブタイトルにあるとおり。裁判所も裁判官も日本統治システムの歯車の1つであり、統治システムが守るのは現代「日本」。じゃあ「日本」とは何なのか? たとえばホリエモンはここに入らない。原発・電電ファミリーは入る。エスタブリッシュメントに反旗を翻した元エリートは入らない。裁判所システムや警察システムは入る。だから証拠に疑念があるのに死刑が実行されたケースは蓋をされる(裁判所・警察システムを揺るがすような判断はしない)。行政訴訟・税務訴訟で原告が勝つのが極めて難しいことや、刑事裁判での有罪率が99.9%なのも同じコンテクスト。

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よくわかる国際仲裁 

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よくわかる国際仲裁
よくわかる国際仲裁

国際取引で、特に相手方が新興国企業であれば、もしくはそうでなくても、契約違反などあったときにさてどうすんのということになる。自国で訴えても自国の判決を基に相手国で執行はできない、相手国で訴えればフェアな裁判は期待できない。しかし国際仲裁なら NY Convention に基づき、仲裁判断で相手国での強制執行ができる(国際仲裁の補償は金銭)。英米裁判のようにディスカバリー(ディスクロージャー)もある。名前は違うけどほとんど裁判と同じ流れ。ただし一審のみでファイナル。本書は国際ビジネスに携わる一般人が読めるように、非常にわかりやすい言葉で書かれている。おすすめ。何度もインドネシアの無法度合いに触れているところは苦笑。

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