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たまひびとらの絵本の実

読書好きな姉妹と弟と父母の読んだ本

和をもって日本となす 

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和をもって日本となす
和をもって日本となす

30年前の本だけど、おもしろいだけでなく、内容は今でも十分有効だと思う。日本プロ野球だけではなく日米ビジネスに興味のある人におすすめ(ちなみに日米っていう言い方はもう有効でない気がする)。本書では日本プロ野球を通して、日米の文化の違いが語られる。特に、日本の文化の壁が外部者にとっていかに高いものなのか。そして、日本に来た傭兵ガイジンたちが日本でどう苦しんだのか。日本の組織はチームの和を大切にする(「協調性」も同様のコンセプト、契約書に協議条項を入れるのも同じ)、というと日本人にはいいことのように聞こえるけどこれはとんでもない。チームの和を守るのは同質の人たち、チームの和を乱すのは同質でない人たち(わかりやすいのはガイジン)という考え方。組織重視であり、個人個人が自らの責任で勝手に動き出したら日本社会の根幹に影響しうる。日本組織が和を重んじるのと、変化できないのはほぼ一体だろうね。でも、日本にいても日本ルールに縛られない人にはリスクもあるけどチャンスもある。プロ野球であれば江川であり、落合であり、本書後に登場した野茂だ。さらに本書は日本のスポーツでの過剰な精神鍛錬、努力、忍耐、根性主義にも疑問を投げかける。

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