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たまひびとらの絵本の実

読書好きな姉妹と弟と父母の読んだ本

梟商 小佐野賢治の昭和戦国史 

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梟商 小佐野賢治の昭和戦国史
梟商 小佐野賢治の昭和戦国史

戦時中は日本軍部に取り入り軍部のニーズを満たす。軍需物資の売買、終戦関連である幻の千円札から巨額の利益を上げる。戦後はGHQに取り入りGHQのニーズを満たす。米兵の輸送、クルマの部品、修理、朝鮮戦争。米兵が引き上げる時には米兵の使っていた車を売買。輸出振興外貨割当権の買い集め。プライム不動産を安値で超買い集め。数々の買収(当時は乗っ取りとされた)。買収した会社から無駄を省き、労働組合と合意し、再建。すごいビジネスマンだ。その時点での最大ニーズを持つ最大カスタマーにくいこみ、ニーズに応える。ビジネスとしては理にかなっている。盟友田中角栄・ロッキード事件・贈賄で黒いイメージが強いけど、ものすごい実績だと思う。商売好きの三和銀行がべったりとなったのも理解できる。ただし贈賄はひどい。日本軍部にも、憲兵隊にも、GHQにも、小佐野を追う検察にも、カネで道を作る。さらには田中角栄首相就任も小佐野マネーの力で達成。成長過程の国で贈賄をてこに成り上がるビジネスマンはいる。それがその世界での道だったりもする。それをよしとする気は何もないけど、それが現実でもある。

小佐野氏の言う「おれは人間なんて信じられねえ。信じられるのは金だけだ」は、カール・アイカーンの"If you want a friend on Wall Street, get a dog. に似てるよね。

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category: 父の本

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コンビニ人間 

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前から気になっていた作家さんの「コンビニ人間」。図書館で借りたものの時間がなくて放置されていたら、長女が読んでおりおもしろかったと言っていたので再度借りてようやく読んでみました。

おお!なるほどすごい今どきの本だなーと思う本でした。きっと平成生まれの作家さんなんだろうと思ったけど、意外にそんなに自分と離れていない作家さんというのはびっくり。結構好きかもしれない。すごく読み終えた後に何となくざわめきを残す感じがなかなかで、軽い小説では終わらないしっかりした感触があっていいです。今まで読んだことのない感じだし、もっと読んでみたい作家さんです。

category: 母の本

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iPod特許侵害訴訟 

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iPod特許侵害訴訟
iPod特許侵害訴訟

これはすばらしい本だ。どの業界にいても知財は関係してくるけど知財のことってわかんないよね。そんな知財素人も本書を読めば、発明とは何なのか、特許とは何なのか、特許のもめごとはどうなるのか、を実際のケースを通して知ることができる。

・発明は既存の要素の新しい組合せ。ただしこれまでの常識にとらわれない組合せを考え付く必要がある。
・発明しても特許をとるのは大変。それが自然月歩の範囲内なのか、特許を認めるレベルの leap なのか。特許は出願しても、特許として認められない(拒絶される)ことが多い。拒絶にどう対応するかで最終的に特許になる場合もならない場合もある。
・特許では請求範囲(その特許の特定)が超重要。請求範囲が狭ければ特許は認められる可能性が大きくなるが、カネになる可能性は小さくなる(自分の発明として認められる範囲が狭いので)。
・特許は認められて特許権となってからも無効になりうる。特許は認められて特許権となってからも変更されうる(訂正)。
・特許権侵害(特許権者からライセンスを受けずにビジネスに利用)があっても、日本の特許裁判で原告が勝てるのは20%程度。
・特許権者でも債務不存在の確認訴訟という形で被告になりうる。
・特許をとったらカネになるわけじゃない。ビジネスに活用されなければ金銭に結びつかないし、特許を活用した会社が勝手にライセンス料を払ってくれるわけじゃない。特許権を守るには特許権侵害訴訟も必要。しかし訴訟などを行うには印紙代など相当の資金力が必要。しかも時間も必要(本ケースでは特許権を取るのに8年、特許権侵害訴訟に10年かかった)。
・特許権侵害訴訟での損害額は総売上Xロイヤルティー率。ロイヤルティー率も個人発明家には不利になるケースがある。そもそも日本では個人発明家はまじめに相手にされないことが多い。日本は技術立国なのに技術者が軽視されていることの延長なのか。

知財は超テクニカルなエリアなんだな。これは専門家の助けなくてはどうしようもない。そしてカネの重要性。カネがなければ発明も守れない。

category: 父の本

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あなたは人生をどう歩むか 

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あなたは人生をどう歩むか
あなたは人生をどう歩むか

前著からもわかるけど、千本さんは日本のコア頭脳層にリスク取ってほしいと思っている。日本のコア頭脳層は日本のエスタブリッシュメント組織が抱え込んでいる。コア頭脳層がリスクをとり、危機をくぐりぬけ、成長すれば、本人たちにもよいことになるだろうし、日本にも大きなポジティブをもたらす。おっしゃるとおりだと思うけどハードルは高い。日本はエスタブリッシュメント組織に属することでメリットがあるという仕組みになっている。それでも上位学生の就職先など変化はある。「人生はマルコフ過程(過去じゃなくてこれから何をするか)」というのは中年層へのメッセージだと思うけど、やっぱり40-50年変わらなかった人たちが変わることよりは、これからの若者に期待。

category: 父の本

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ふつうな私のゆるゆる作家生活  

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ふつうな私のゆるゆる作家生活

ものすごく久しぶりに益田ミリさんの漫画があったので、何気なく借りてきたのだけどミリさんのゆるーい優しいこの雰囲気いいな~ たぶん10年くらい読んでなかったのだけどアマゾンで見たら、なんだかいつのまに超売れっ子になっていたみたいで、ものすごい数の漫画、エッセイが出版されててびっくり。めちゃめちゃおもしろいわけでないけど、このゆるくて癒され感満載でも何となくぶれてないミリさん、ちょっとエッセイも読みたくなってきました。

category: マンガ

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ビッグデータ探偵団 

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ビッグデータ探偵団
ビッグデータ探偵団

ヤフージャパンの持つデータ等を活用するとこんなことできるよ、というデータ活用紹介本。趣味の領域って感じ。もちろんビジネスに活かされているものもあると思うんだけどそういう真剣な話はなし。データからいったい何ができるのかだったら、フェイスブックとかの方が興味ある(ただし興味あるけど避けたい)。データは世の中の実体の影のようなものである、というのはいいコメントだと思う。

category: 父の本

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なぜ特許世界一の日本が国際訴訟で苦戦するのか? 

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なぜ特許世界一の日本が国際訴訟で苦戦するのか?
なぜ特許世界一の日本が国際訴訟で苦戦するのか?

①本書は本のふりをしていて、UBICという会社の広告だった。本としての評価はゼロ点。知財ものかと思って読んだのに残念。さらに、著者からは専門性が感じられない。サイバーリスク対策のところでは「離席したら、パソコンの画面を見られないように常にきょろきょろとし、疑いの目線で周りを見る」のがいいだってさ。
②しかしUBICはすごいね。正に時代の先端を行くリーガル・テック。ニッチな分野(米国訴訟におけるディスカバリの支援)から始めて、自然言語処理などを他分野にも広げている様子。

category: 父の本

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NETFLIX コンテンツ帝国の野望 

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NETFLIX コンテンツ帝国の野望
NETFLIX コンテンツ帝国の野望

本書が日本で出たのは今年だけど、原著は2012年で内容は古い。1997年の創業から2010年あたりまでのNetflixの話で、主たる内容はブロックバスターとの死闘、主たるプロダクトはDVDレンタル。現代のストリーミングの話じゃない。ブロックバスターは店舗レンタル最大手、そこにNetflixが挑む。ブロックバスターCEOは店舗は死ぬ運命にあり、オンラインに移行するしか生き残る道がないことに気づき、試行錯誤を経て店舗・オンラインの統合サービスでNetflixを追いこむ。Netflixはほぼ詰んでいたが、ブロックバスター株主となったカール・アイカーンともめて有能ブロックバスターCEOは退任してしまう。ブロックバスターは結局店舗重視・小売業マインドセットに戻り破綻に至る。Netflixは飛躍。既存業界最大手がどうやってオンラインビジネスに駆逐されるのかのわかりやすい事例。業界大手は、オンラインの重要性に気づいても、人・ビジネスモデル・ステイクホルダーは既存ビジネスに属しており、オンラインに移行するのは本当に難しいのだ。あとおもしろいと思ったのは、リコメンドエンジンのアルゴリズムのオープンイノベーションのところ。X-Prize さながらのデータマイニング競争をデータベース公開で行い、世界の頭脳を借りる。

category: 父の本

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13-Storey, 39-Storey, 52-Storey, 65-Storey Treehouse  

13 to 65 treehouse
13-Storey, 39-Storey, 52-Storey, 65-Storey Treehouse
13-Storey, 39-Storey, 52-Storey, 65-Storey Treehouse

こて

どんどん読んでます。


category: こての本

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Unfu*k Yourself 

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Unfu*k Yourself

前に書評を読んだことのあった本。とくに買うほどではなさそうだけど日本語版が図書館にたまたまあったので読んでみようかなと。でも相当いまいちでした。まず翻訳が異常にキナ臭い感じで、とりあえず英語もキンドルで少し読んだですがずっといいかも。でも内容は、よくある自己啓発本かな。まー「考えるよりも行動しろ」っていうのをえらく長いこと引き延ばして書いてます。まったく価値ないということでもないが、ちょっと私にはチーンという感じでした。うすい本なので読んじゃいましたが、若い高校生とかでなかなか行動起こせない人にはお勧めかもしれません。

category: 母の本

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