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たまひびとらの絵本の実

読書好きな姉妹と弟と父母の読んだ本

The New Confessions of an Economic Hit Man 

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The New Confessions of an Economic Hit Man
The New Confessions of an Economic Hit Man

エコノミックヒットマンとは、合法行為とありとあらゆる違法行為、ワイロ、セックス、脅迫、粉飾・虚偽書類、だましなど武力以外の手段で、企業・金持ち・国の利益を世界で実現するために暗躍する人たち。特に、発展途上国を食い物にする行為。たとえば、発展途上国元首を多額のワイロでだきこみ、米国企業にとって非常に有利な価格で国際援助プロジェクトや資源プロジェクトを行う。当該国エリートと企業にはwin winとなる(最近の事例)。敗者は、そのプロジェクトの債務を未来に渡って課せられる被支援国の一般国民。エコノミックヒットマンだけで不十分な場合は、当該国政府に言うことを聞かせるために武力を使う場合もある。たとえば当該国政府の転覆(イラン)や大統領の暗殺(エクアドル、パナマ)。著者が実際に関わった国で、アメリカの軍門にスパッとはまった国の代表はサウジアラビアであり、アメリカに従わず破滅に至ったのがイラク。

そもそも、国・企業はなぜ外国に行くのか? それはその国に行くことが利益になるからだ。大使館を置いて、利益を最大化し守る。ほとんどの人のほとんどの時間は、自らの利益のために使われるという当たり前の事実。それが国際的にも歴史的にも実行されているということ。アメリカを頂点とする資本主義支配の構図がある。ワシントンコンセンサス、グローバル化も同じ流れ。さらに、力を付けた中国が世界で展開しようとしているのも同じゲーム。

戦争で儲ける人たち戦後史の正体、あたりも、実は近いテーマだった記憶。

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category: 父の本

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太陽のかけら 

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ちょっと山関係の本が多すぎて、もういいかげんいいだろうと思っていたのだが、以前サンプルダウンロードしたものが残っていた「太陽のかけら」。キンドルから消す前にやっぱりちらっと読んでおこうと思ったら、一気に読み終えてしまいました。というわけでまたまた女性登山家/アルパインクライマーの本ですが、田部井さんとは違ってこちらは自分と同世代ということもあってずっと親近感をもって読めました。高校時代に一つの決められた道や方向に疑問を感じ、海外に飛び出し自らの方向性をつかんでゆくその生き方が、とても共感できるとともにその感性にぶれることなく生涯を山にかける姿がものすごくかっこいいです。

男性の山の本は、孤独で自分との戦いメインでそれはそれでいいのですが、女性の登山関係の本は山以外にみられる山を通してかかわる人間関係や文化、社会のかかわり方が大変読んでいて興味深いし、非常にポジティブなエネルギーが感じられる。まったくこの本を読むまでどういう方かも知らなかったが、こんな人が同世代にいたのかと思うと自分もうかうかしていられないなと感じる本です。山登りをしない人にも大変おすすめの一冊です。

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