宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃
2019/07/03 Wed. 10:55 [edit]

宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃
宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃
自然数は1を加えれば次の自然数になるが、1を加えることで素因数分解はまったく異なるものになる。足し算と掛け算のコンビネーションには非常に難しい面があり、数学の多くの難問もこの分野に存在する(たとえばABC予想)。足し算・掛け算の難局面を解くには、現代数学の枠組みではなく、新しい数学の枠組みが必要だと考えたのが望月教授。現代数学世界と新しい数学世界をまたいで(inter-universal)、新しい数学世界で足し算・掛け算を必要に応じて変形し(タイヒミュラー)、現代数学とリンクさせる(楕円曲線に関係するテータ関数を用いたテータリンク)。それがIUT理論の数字を使わない概略。さて本当のIUT理論については僕にはまったくわからない。いずれ他の数学者も認めるのかも僕にはまったくわからない。でも、世の中には本当に天才たちがいて、その一部は日本人であるということは誇らしい。著者がいうように数学の発展は現代社会に大きく貢献しているのだ。
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category: 父の本
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