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たまひびとらの絵本の実

読書好きな姉妹と弟と父母の読んだ本

安楽死を遂げるまで 

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安楽死を遂げるまで
安楽死を遂げるまで

安楽死は認められるべきものなのか、、、、に明確な答えはないということ。個人や集団や国の価値観次第であり、一般論にするのは極めて難しい。本書は安楽死の良質なルポであるだけでなく、安楽死の答えを探す著者の旅でもある。読者は著者の旅を辿りながら、前半では、一定の条件を満たし(たとえば病気の末期状態、耐えられない苦痛)、本人が明確に望めば、人生を終わらせることもその人の権利なのではないか、と思うことだろう。たしかに、白人先進国では個人が自分に関する全責任を持つという哲学がしっかりしていて、自らの判断で自らの人生を終えるというのももありだと思う。しかし、自分の命は自分だけのものとは他文化圏では言い切れない。個人も家族や社会の一部であるならば、自らの判断だけで自らの人生を終わらせられない。また、病状が末期と思われても回復するケースだってあるし、末期判断の確実性が難しい場合もある。いろいろ考えさせられる。いいドキュメンタリーを読むと、その本のトピックだけでなく著者が気になることがあるけど、本書もそうだ。

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category: 父の本

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