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たまひびとらの絵本の実

読書好きな姉妹と弟と父母の読んだ本

騎士団長殺し 1部2部 

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村上春樹といえば、私の高校~大学の時に流行っていたということもあり、あまりにメジャーすぎて実は隠れて読んでいた。いまだに何となく気恥ずかしく感じるのは私だけだろうか? 最近の彼の長編は時としてえーこれは駄作と思われるのも実はあったものの彼の長編小説はそれでも素通りできない。ということでだいぶ遅ればせながらですが、図書館で「騎士団長殺し」で借りてきました。

さて今回のこの作品、彼の訴えるものは心に響くし、常に大きな影響力がある。おそらく高校生のとき一番最初に読んだ「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」が一番好きで、いまだに彼の作品で一番好きだけど、この作品全然悪くないと私は思った。1000ページ以上の長編小説を一気に読ませる彼の作家としての力もすごいと思うし、彼のテーマであるイデアとメタファーもしっかり伝わる。なんで周りは彼に手厳しく評価するのはわからないが、今回の本は純粋に私はおもしろかった。もちろん、彼特有の全然いらない性的描写とか、いつもの音楽と料理好きの男性など文句言う人もいるだろうが、まーそういうディーテールについては言いたい人が言ってればいいのでは。これだけロングランで違う切り口で(まー同じようなテーマではあるが)多くの人をいろんな意味で影響する彼の作品を正直拍手したい。


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