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たまひびとらの絵本の実

読書好きな姉妹と弟と父母の読んだ本

身銭を切れ 

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身銭を切れ
身銭を切れ

哲学・宗教とかよくわからないところもあったけど、コアのメッセージはわかる。しかも強く同感できる。ダウンサイドリスクを取らない人の信用度は相当に低い。たとえば日本で巨大橋を作るときの官僚による利用者予測。そんなものを信じて国民のカネを兆円単位で使うのはバカげている。だからといって、ダウンサイドリスクを取っている人が絶対的に正しいというわけでもないが、彼らはそれに大きなものを賭けたうえで行動している。建てた家が崩壊して死人が出たら自分が責任取って死ぬという建築者、の建てた家には相応の信頼がある。死ぬというのは現代的には極端だけど、やはり相応のコミットがあるものとそうでないものには信用度に大きな差がある。
ダウンサイドリスクを取らない人の判断は、強烈なダウンサイドを社会にもたらしうる。超リスキー。わかりやすいのは地震多発国日本の原発だと思う。一つの失敗で日本は東京や日本の大部分を失いうる。そういった破滅的システムリスクをとるのは頭がおかしい。政治家・上位官僚が家族とともに原発立地に引越したうえでの提案なら、検討の余地はあると思う。破滅リスクはとらずに、アップサイドのあるリスクをとるのが正しい道だ。破滅してしまえばその後の期待値は存在しない。
本書に繰り返し出てくるエルゴード性とは何なのか。マルコフ連鎖で定常があるための条件をエルゴード性というらしい。エルゴード性の1つは任意の状態から他の任意の状態へ到達可能なこと。本書では、確率が広く行き渡っている、という状態を示すようなので、合致する。

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category: 父の本

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