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たまひびとらの絵本の実

読書好きな姉妹と弟と父母の読んだ本

米中貿易戦争の裏側 

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米中貿易戦争の裏側
米中貿易戦争の裏側

遠藤誉氏の新刊。本書はビジネスと通信の話が中心。いつもどおりおもしろい。
米中貿易戦争における米国の真の狙いは、米国の覇権を守ること、その必須条件はハイテク分野における米国ポジションの保持。今のままでは5G通信(超高速通信、低電力)で中国に負け、中国は世界スタンダードを得てしまう。中国の5G覇権のコア企業は Huawei であり、Huaweiを叩く必要がある。
Huawei 任氏の中国共産党との距離の話もおもしろい。過去の経緯を見つけてきて背景まで解説できるというのは著者ならではだと思う。文革に翻弄され、中国共産党幹部たちに翻弄され、共産党直系国営企業ZTEに邪魔をされ、任氏は共産党に頼らないビジネスを築き上げることに注力した。その過程で、資金の得られないHuaweiは、従業員が調達した金を会社が従業員から借りることとし、会社は従業員に株を発行した。これによりHuaweiは従業員が株主の会社となった(任氏の持分はわずか1%)。Huaweiはやはり中国共産党からは遠い会社。では Huawei 製品を使うことによる中国スパイリスクはないのか? それはあるんだろうね。米国がこれだけ言うということは、Huaweが通信における水道管の役割だとしてもいろいろな介入が可能だということだと思う。米国は自分自身で世界中にハッキングしているわけで、何が可能かは理解しているはず。
中国共産党の真の敵は、米国でも日本でもなく、中国の人民なんだと思う。中国の人民が反旗を翻せば共産党は終わってしまう。現在の形の中国も終わってしまう。人民をつなぎとめるためには、経済成長によるカネが必要だし、国家としての進展拡大も必要だし、外部に敵があるのがいい。

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category: 父の本

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